今回長野で立ち寄ったお蕎麦やさんをご紹介。
江戸時代の農家の建物をそのまま生かした「そば処常念」さん。
かがまないと入れない小さな入り口から風情が漂います。
(この入り口の右手の家屋には「真田家」の家宝も展示されていました)
広い庭園が広がる贅沢なロケーション。
順番は待つこと必須の大人気のお蕎麦屋さんだったみたいです。
この日もかなり待ちました。
(どこに行っても待たなくてはいけないだろうと推測し、移動せずここに)
私たちは反対側の滝が見える席でお蕎麦を頂きました。
またしても滝を見ながらの食事…。
こちらの風景も癒されます。
秋には紅葉が楽しめそうなお庭。
しかし何十畳という部屋が解放された空間で人がぎゅうぎゅうの店内。
小さな時から何かあると、思いに比例した音量の声を発してしまう次女と一緒に
食事をする場所に限らず人がたくさんの場所に行くということ。
この小さな池や滝を見眺めながら記憶を辿っていました。
とても勇気のいることだらけでしたが
敢えて行きたい場所に彼女と一緒に行く、という経験を16年間重ねて
彼女も周りに気づく、ということができはじめました。
そして、どこに行っても今では店員さんに自ら挨拶をする。
(言葉は話せないので、笑顔+お辞儀で)
まだ1歳にならないときにはじめて長野に連れてきたときの事を思い出して
この子なりにちゃんと成長してくれてるんだなと。
今ではほんとに人が大好きなフレンドリーすぎる子になりました。
今では彼女のおかげで?どこに行っても次に訪れた時には
良くも悪くも必ず覚えていただいてる事多し…
さてお蕎麦の効能。お蕎麦といえば「ルチン」! 有名ですよね。
ルチンはフラボノイドの一種で、抗酸化効果が得られます。
血液をきれいにしたり血行不良を改善してくれたり血圧を整える働きがあります。
ルチンはビタミンCと相性が良いので、柑橘類と組み合わせると美肌効果も更に期待できそう。
でもルチンは水溶性。だから蕎麦湯を頂くと茹でて溶け出したルチンが摂取できるのですよね。
でもこれは一過性のものの様で…留まってくれないんですって。
長野にきたから「お蕎麦!」ってな御昇りさんではなくて日常食にできると効能の持続が得られるのかもしれません。
ちょっとこれからはもすこし意識してみよう。
お店をでるとこんな青空と手入れされた樹木が目に飛び込んできました。
この向こうには見渡す程の田園風景が広がっています。
安曇野に残る江戸と自然の美しさ。きれい!!
そんな日本を感じさせてくれた常念さんでした。
お蕎麦は食べやすかったです。お出しやおつゆは優しく甘め。
お蕎麦通ではないのでお蕎麦の事については語れない(><)
お許しを~。